◆献立(常食):ちらし寿司、あさりのすまし汁、さつま芋の天ぷら、菜の花サラダ
子供の健やかな成長を祝い祈願する七五三は、その名の通り3歳、5歳、7歳で行われます。3歳・5歳・7歳を節目とした理由は、暦が中国から伝わった際に奇数は陽、つまり縁起がいいとされた為で「3歳で言葉を理解し、5歳で知恵がつき、7歳で乳歯が生えかわる」という成長の節目の歳の為ともいわれています。
今回はお祝いと言うことで縁起を担ぎ、ちらし寿司に「将来の見通しがよい」と言う意味を持つ蓮根を、そして秋が旬の食材でもあるさつま芋を天ぷらで使用しました。
さつまいもは、エネルギーのもととなる「糖質」を多く含むので食べすぎは注意ですが、ビタミンB1やビタミンB2も含まれています。ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝にかかわっており、疲労回復を助けます。また、脳と神経を正常に保つ働きもしています。ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えて、皮膚の健康と体の成長を助ける効果があります。その他にも、抗酸化作用をもつ「ビタミンC」や「ビタミンE」、余分な塩分の排出を助ける「カリウム」などの栄養素を含みます。
食事に旬の食材を取り入れ、節目を楽しく祝いましょう。