令和2年2月12日(水)に第9回健康公開講座を開催しました。
今回は、「認知症」をテーマに、当院の内科医である薄井 尊信管理者が講師を務めました。
認知症とはどのような症状が起こるのか、物忘れとの違い、認知症を予防するためにはどのようなことを心がけるべきなのかなどを、参加者一人ひとりに伝わるようお話ししました。
質疑応答のコーナーでは、「認知症だと判断するのに、どこにどう相談すればいいのだろうか」などたくさんの質問をいただきました。
講演の最後にアンケートを配布し、「今後も健康講座に参加したい」などの嬉しい声もいただきました。
講座にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
アンケート内にて、いただいたご質問に対する回答は下記になります。
Q1.
薬の効能、副作用について詳しく知りたい。
A1.
以下の2つの方法があります。
①薬をもらっている薬局の薬剤師へ聞いてみる。
②PMDA患者向け医薬品ガイドで調べる。
薬の効能、副作用について詳細に記載されています。ただし、自己判断で薬の中断や飲み方を変更することは、大変危険ですので、疑問点があれば主治医や薬局の薬剤師へ相談してください。
<検索方法>
インターネット検索「PMDA」→「PMDA独立行政法人医薬品医療機器総合機構」ホームページをクリック→トップページ「一般の方向け」をクリック→「患者向医薬品ガイド」から知りたい薬品を検索
Q2.
同じ薬を飲み続けて良いのか?同じ効能の薬でも種類があるのか?同じ効能の薬を複数服用することはあるのか?薬の変更を医師に依頼することはできるのか?
A2.
薬は、患者さんの病態に合わせて医師が処方しています。薬の継続(同じ効果の薬を複数服用する)や薬の変更に関しては、主治医へ相談してください。患者さんの病態によっては、同じ効果の薬を複数服用することもあります。受診の際、お薬手帳(他医療機関で服用している薬の内容が分かるもの)を持参していただくことで、同じ効果の薬を複数飲むことを防ぐことができることもあります。
<お詫び>
今回の講座につきまして、定員に達したため、早期に申込受付を終了いたしました。この度、申込受付ができなかった皆様におかれましては、大変申し訳ございませんでした。
当院の健康公開講座は、年に3回ほど行われます。またの機会にお願いいたします。