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村立東海病院

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MRCP検査について

MRCP(エムアールシーピー)検査は、胆のう・胆管・膵管など、お腹の中の細い管の状態を詳しく調べるためのMRI検査です。痛みのない、安全性の高い検査で、胆石、胆管の詰まり、膵疾患などの評価に用いられます。

MRI検査とは

MRI検査は、強力な磁石を使って体の中を撮影する検査です。放射線は使用しないため、身体への負担が少なく、臓器や血管の状態を詳しく見ることができます。

MRCP検査とは

MRCPは、MRI装置を使って胆のう・総胆管・膵管などを鮮明に写し出す検査です。胃や十二指腸の内容物による映り込みを避けるため、撮影前に「ボースデル」という経口造影剤を飲んでいただきます。
検査時間はおよそ 20〜30分 です。

食事・水分・お薬について

検査の質を保つため、以下のお願いがあります。

  • 午前検査の方:朝食は食べずにお越しください。
  • 午後検査の方:朝食は9時までに済ませ、昼食は控えてください。
  • 水・お茶は 検査2時間前まで 飲んでいただけますが、それ以降は検査終了まで控えてください。
  • 内服薬は、医師から中止の指示がない限り、通常どおり服用してください。
  • 経口抗生物質・抗菌薬を服用している場合は、造影剤服用後3時間あけて から内服してください。

検査前の確認事項

以下に該当する方は、必ず主治医または検査スタッフへお申し出ください。

  • 心臓ペースメーカー・人工内耳を使用している
  • 強い閉所恐怖症がある
  • 妊娠中、あるいは妊娠の可能性がある
  • 手術などで体内に金属(クリップ、人工関節、インプラント、ステント等)が入っている
  • 造影剤を使った検査で副作用が出たことがある

また、以下の点にご協力ください。

  • コンタクトレンズは外していただきます(容器をご持参ください)。
  • アイメイクや金属を含む化粧品は避けてください。
  • 金属を含む衣類(ブラホック、金具、ヒートテック等)は避けてください。必要に応じて検査着にお着替えいただきます。
  • 経皮吸収型貼付剤(ニトロダーム・ニコチネルなど)は火傷の恐れがあるため、検査前に外してください。

貴重品・金属類はMRI室へ持ち込めないため、スタッフがロッカーへご案内し、検査前に再確認します。

検査中について

  • MRI特有の大きな音がしますが、機械の作動音ですのでご安心ください。
  • 検査中に何度か息止めをお願いする場合があります。
  • わずかな動きでも画像がぶれるため、できるだけ身体を動かさないようにお願いします。
  • 検査中もマイクを通してスタッフと会話できますので、不安がある場合は遠慮なくお知らせください。
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