11月の行事食は「七五三」でした
献立(常食)◆ちらし寿司、茶碗蒸し、なます、すまし汁
子供の健やかな成長を祝い祈願する七五三は、その名の通り3歳、5歳、7歳で行われます。
3歳、5歳、7歳を節目とした理由は、暦が中国から伝わった際に奇数は陽、つまり縁起がいいとされたためで「3歳で言葉を理解し、5歳で知恵がつき、7歳で乳歯が生えかわる」という成長の節目の歳のためともいわれています。
今回はお祝いと言うことで縁起を担ぎ、ちらし寿司にしました。
見た目も華やかなちらし寿司は、皆様から「おいしかったよ」という感想をいただけました。
10月の行事食は「ハロウィン」でした
常食献立 ◆ 食パン(ブルーベリージャム)、鶏肉のトマト煮、南瓜入りグラタン、盛り合わせサラダ、ハロウィンデザート(ババロア)
日本でハロウィンといえば、老若男女問わず好きな仮装をしたりするイベントとなっていますが、元々のハロウィンは古代ケルト人が行った祭が始まりで、夏の収穫を祝うと同時に冬の到来を告げ、死者の霊が戻ってくる日に行われる行事です。
日本でいうところのお盆のような意味合いですね。
ハロウィンでは悪霊を追い払うという意味も兼ねていますが、国や文化は違っても、ご先祖様や故人への想いを大切にしたいという思いは同じということがよく分かり、親近感がわきます。
本場アイルランドでは『かぼちゃ』ではなく『カブ』でジャックオーランタンを作っており、今でも『カブ』を使用していると言われていますが、移民と共に海を渡ってアメリカで『かぼちゃ』に変化したとのことです。
日本のハロウィン料理も定番のイメージは、『かぼちゃ』ですよね。
ですので、当院のハロウィンメニューも『かぼちゃ』が多めとなっております。
ご飯を食べながら、他国の伝統を感じていただければと思います。
★ Happy Halloween ★